「人の国か神の国か」(2018年10月14日週報巻頭言 牧師 藤井秀一)

知り合いのある牧師さんから、「謙虚さがなくなる14の兆候」というものを、教えていただきました。

1.時間に遅れがちになる
2.約束を自分の方から破り出す
3.挨拶が雑になり出す
4.他人の批判や会社の批判が多くなる
5.すぐに怒り出す(寛容さがなくなる)
6.他人の話を上調子で聞き流す
7.仕事に自信が出て来て勉強をしなくなる
8.物事への対応が緩慢になる
9.なにごとも理論で解決しようとする
10.打算的になり出す(損得勘定が先になる)
11.自分が偉く思えて、他人が馬鹿に見えてくる
12.立場の弱い人に対して強くものを言いがちになる。
13.言い訳が多くなる
14.「ありがとう」という言葉が少なくなる

 思い当たることの多さに自戒しなければと思わせられます。

人は神によって何も持たない弱い存在として命をあたえられたのに、

何かを手に入れ成長するうちに、自分自身の力で生きてきたと思い込み、

謙虚さを失っていくのかもしれません。

人間のエゴ、人の上に立ちたいという野心を原理とする現場を「人間の国」「人間の支配」と言い表すならば、

「神の国」「神の支配」とは、神が人を救うために、僕にまで身を落とされた主イエスの十字架が示す、神の愛を原理とする現場です。

その「神の国」「神の支配」は今も人知れずに成長し、愛の実を結び続けています。(マルコ4:26)

教会は、その神の働きに驚き、喜び、神の国を証する現場であるのです。

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